大牟田ファイヤードラゴンズの記録(大牟田少年野球・大牟田スポーツ少年団・大牟田少年団・大牟田少年ソフトボール・大牟田少年ソフト)
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今回のひとりごとテーマ
“一球の重み チャンスの神”
ここ最近の試合、FDは善戦してますね。
成長著しいと、嬉しく思っています。
しかし勝てない。
チャンスで回ってきたあの一球を打てたら。
あんな甘い球さえ投げなければ。
野球にも、人生にも“たられば“なんてない。しかし。
そう、たったの一球で君たちは負けたんだ。
レフトオーバーに豪快なスイングを放つ球も
1塁牽制に反応しホームへ滑り込み得点した球も
タイミングをずらそうと強打者に放ったチェンジアップも
一打逆転の満塁での凡打も三振も
ショートの頭上を越える技ありな球も
内野ゴロを華麗にさばく球も
態勢が不安定で無理して投げた暴投も
ショートバウンドをうまく処理できずに後ろにそらした球も
カバーリングが遅れて塁を進めてしまった球も
外野のバウンドに対応できずに頭上を越えてしまった球も
アウトをとって、ランナーがいるのに警戒を緩め、進塁を許してしまった球も
あと一歩が足りず、際どい内野ゴロでアウトにされた球も
楽に捕りたくて、グラブに収まらなかった球も
わき目もふらず、泥臭く体で止めた球も
同じ一球です。
そのたった一球で君たちは涙し、落胆しています。
その一球を活かすために、日々の練習があります。
しかしどうでしょう。
塁間キャッチボールの一球一球が
監督やコーチが放つノックの一球が
バッティング練習、守備練習の一球が
同じ一球に思えているでしょうか。
今まで何百、何千回と触れ続けてきたあの球の集大成が
あの日の一球なんじゃないでしょうか。
これから何千、何万回と触れ続けていくこの球の集大成が
いつの日かの一球なんじゃないでしょうか。
チャンスで自分に回ってきた時の心境を覚えていますか?
心臓が早くなり、体が硬くなり、手足が震え、声が出ない。
なんだか夢の中にいるかのようなフワフワした地に足がつかない状態。
誰しもが体験する感覚です。
僕たち大人も同じです。
ギリシャ神話に登場するチャンスの神、カイロスには、前髪しかないと言われています。
前髪を掴むことができなければ、後ろには髪がないのでもう掴むことができないんです。
(横髪や翼が生えてたりとツッコミどころはありますが笑)
そう、チャンスは一瞬なんです。
ボーっと白目剝いてたらチャンスの神を認識できません。
頭真っ白じゃ前髪に触れることさえできません。
あっ!と思った時にはもう神の後頭部しか見えていません。
チャンスの神の前髪を掴むためには、準備が必要なんです。
では、準備には何が必要か?
答えは簡単。日々の練習なんです。
練習の一球を、試合の状況と重ね合わせて、体感することでチャンスに慣れていくことができるかもしれません。
勝てるチームになりたいのなら、自分で環境を作ってしまいましょう。
声一つにしても同じです。
練習を試合と思い、声を出す。
声って何のために出す?
もちろん連携図ることにも、意思表示にも使えるツールですが。
緊張を受け入れ、自分を、仲間を鼓舞し、意識的に冷静に我に返れるツールとしても使える便利な道具なんです。
そんな便利な声。
手も使わずに使える、ドラえもんも驚きの便利道具。
いつでも出せるように練習の時から意識してほしいなと思います。
声くらいいつでも出せるわと、高を括らずに。
緊張は吹き飛ばすものと思いがちですが、緊張は受け入れることが大事だと思っています。
ああ、俺緊張してるわ、ともう一人の自分が俯瞰的に見る感覚。
長くなるので別テーマの時にでも(笑)
試合慣れって言葉があります、場慣れとか。
しかし、1年間の試合の予定は大体決まっていて、その試合で結果を出す必要がある。
ならば日頃の練習を、本番と思うしかないような気がしませんか。
練習と本番の境目をなるべく少なく出来たら、もう少し濃い練習にできるかもしれませんね♪
君にとっての大事な一球はいつ来るかわからない。
だからこそ、その一球を満足に迎えれるように備えてみませんか。
チャンスの神はいつでも君の目の前を通る準備をしていますよ。
チャンスの神の前髪、掴みたくないですか?
もし抜け毛があったら1本ください。
いつの日か、君たちの勝利の喜びと涙を見たい、えいさんでした♪
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